子どもがアレルギーになるのは、親からの遺伝だと聞いたことありませんか?
自分が何らかのアレルギーをもっていると、子どもに遺伝してしまうのではないか。
子どもにアレルギーがあると分かると、私の体質が遺伝したのかなと自責の念にかられる親も多いはず。

自分が大変な思いをしているからこそ、子どもにはアレルギーにならないように予防してあげたい。
もうすでに、子どもにアレルギーがあるなら、いち早く対策してあげたい。

そんな思いを持つあなたに、ダニ研究機関の日革研究所が「子どものアレルギー問題とその効果的な対策方法」をお伝えしていきます。

1. アレルギーは子どもに遺伝するの?

世の中には様々なアレルゲン(ハウスダスト、ダニ、花粉など)があり、誰しもそのアレルゲンに触れながら過ごしています。
それでも、アレルギー症状の出る、出ない子どもがいます。それらは全て遺伝からなのか、それとも他に何か原因があるのかをみていきましょう。

1-1. アレルギー体質とは?

アレルギー反応は全ての子どもに起こるものではなく、特定の異物に対して過剰に反応しやすい体質を持った子どもに起こります。この体質をアレルギー体質といいます。
アレルギー体質の子どもがダニ、花粉などの様々な異物(アレルゲン)の刺激を受けると、IgEという種類のたんぱく質(抗体)を過剰に作り始め、アレルギー反応を引き起こします。

1-2. いつごろからアレルギー体質が作られるのか?

アレルギー体質は、母親と父親の遺伝子から受け継がれます。とくに母親の妊娠3~7ヶ月の間でのアレルゲンによる刺激がアレルギー状態をより促進し、アレルギー反応を誘発しやすいと考えられます。したがって、この時期の母体の栄養や環境はその後の子どものアレルギー状態に大きく影響します。

1-3. アレルギーは遺伝する?

アレルギー体質は母親と父親の遺伝子から受け継がれるため、親がアレルギーをもっていると、子どももアレルギー疾患になりやすいということになります。さらに、母親の体質の方が父親の体質よりも4~5倍強く影響するものと考えられます。

もともとアレルギー疾患になりやすい遺伝子を持っているということもありますが、それだけではなく住環境、ライフスタイルなどの影響も大いにあります。

2. 子どものアレルギーが増えた理由

子どもがアレルギーになる理由は「親からの遺伝」だけではなく、母体内や育児の環境も影響します。では、社会の環境やライフスタイルなどがこの数十年の間でどのように変化があったのかを具体的にみていきましょう。

2-1. 住居環境の変化

日本の気候・風土に適した通風性の良い木造住宅から、最近の住宅はアルミサッシ・鉄筋コンクリートの適用や冷暖房機器の普及によって、快適な温熱環境と変化してきました。こうした住居環境は、ダニやカビが繁殖しやすい環境ともいえます。

2-2. 食生活の変化

日本人は50年程前まで和食を中心とした食生活をしていました。それが近年では食生活が欧米型になったり、インスタント食品や加工食品を食べることで魚・野菜離れにつながっています。それに伴いビタミンやミネラル不足が進み、結果的に免疫力や抵抗力の低下が生じたことも考えられます。

2-3. ライフスタイルの変化

生活でのストレスや家族の喫煙などもアレルギーの影響を及ぼします。喫煙家族においては、家族のアレルギー反応を増悪させ、気管支喘息やアトピー性皮膚炎にかかる例が多いことが明らかになっています。

3. 子どもにとって恐ろしいのは布団

アレルギー症状は様々ありますが、子どものアレルギーで多いと言われているのは、アトピー性皮膚炎・気管支喘息です。 それらのアレルギーの原因はダニアレルゲンだと言われています。そのダニアレルゲンの汚染度が高いのは、「布団」です。

3-1. 布団にいるダニがアレルゲンを撒き散らしている

布団内部には表面の約1000倍のダニが存在しています。布団にいる生きたダニがアレルギーの主要原因であるフン(ダニアレルゲン)を撒き散らしています。ダニ研究機関の日革研究所が調査をすると、ダニのフンは6週間で130倍に急増することが分かりました。
>>実験を詳しく見る

3-2. 子どもは大人より布団で寝ている時間が長い

一般的には子どもは大人より就寝時間が長いです。そのため、ダニやダニアレルゲンが大量にいる布団をかぶって寝ているため、ダニアレルゲンを吸っている可能性も十分に考えられます。就寝時間と吸っている時間は比例すると考えられます。

3-3. ベッドはダニアレルゲンが舞い上がる高さと比例

ダニアレルゲンは空気中を浮遊し、人間の移動などで舞い上がりますが、ベッドの高さに相当する50cm以下の空気ゾーンはダニアレルゲンが最も溜まりやすい高さです。

3-4. ぬいぐるみにもダニが多い

ぬいぐるみと言えば、小さな子どもが抱えて寝ているイメージがありますよね。実はそのぬいぐるみには、多くのダニが付着しています。食べかすや子どもの手の皮脂汚れなどをダニがエサにします。ぬいぐるみをダニの多い布団やベッドに置いていることも多いため、ダニが移動してエサがあるぬいぐるみに繁殖するからです。

4. 根本的な解決方法とは?

子どもをアレルギーにならないように予防する方法は、「アレルギーを引き起こすダニアレルゲンを減らす」しかありません。
ダニアレルゲンを生んでいるのが、生きたチリダニです。根本的に解決する方法は生きたダニを根こそぎ退治することが大切です。

生きたダニを確実におびき寄せて、逃がさない。しかも安全に退治する、ダニ対策商品があります。
それは、ダニ研究20年の日革研究所で開発された「ダニ捕りロボ・ダニ捕りマット」です。

「ダニ捕りロボ・ダニ捕りマット」は布団、ぬいぐるみ、ラグなど子どもが過ごす場所に3ヶ月間、設置するだけです。ダニのことが気にならない快適な生活を目指しましょう。

商品ラインナップ

ダニ捕りロボ
~交換タイプ~

お部屋の個別スペースに最適

ダニ捕りマット
~使い捨てタイプ~

大切な家族がくつろぐ場所に最適

※この記事は、「やさしいアトピー予防の自己管理(岸田 勝 著)」、「こどものアレルギー(大矢 幸弘 編・五十嵐 隆 監修)」を参照しています。