近年、健康だけでなく美容に対する興味・関心が非常に高まっています。
さらに、女性だけでなく男性も美容に関心を持つ時代となりました。

こうした時代のニーズに応じて、美容に関する様々な化粧品やサプリメントが販売されています。

特に、美容といえば「肌(皮膚)」。
肌のお悩みには、「肌荒れ」や「にきび」、「シミ・そばかす」、「アトピー性皮膚炎」などがあります。

ダニやダニアレルゲンといえば子供のアトピー性皮膚炎に深く関与していることはよく知られていますが、実は「肌荒れ」にも関係していることはご存知でしたか?

今回は、ダニと肌荒れの関係についてご紹介します。

1. 肌の構造

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人の肌(皮膚)は人体で最大の面積を持ち、人体で最も目に入る場所です。

では、人の肌(皮膚)の構造や機能についてご存知ですか?

人の肌は、最も外側にある「表皮」、その内側に「真皮」、さらに内側に「皮下」が存在します。また、表皮は外側から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」で構成されています。

皮膚の新陳代謝(ターンオーバー)により、基底層で新しく生まれた細胞が外側に押し上げられます。そして、機能の低下した古い細胞が垢となって剥がれ落ちます。

この機構(ターンオーバー)が正常に機能することで、健康な肌が維持されているのです。

では、肌(皮膚)の機能(役割)とは何でしょうか?

身体の形の維持、保湿(水分保持)、温度調整、バリア機能といろいろな機能があります。

つまり、肌(皮膚)の健康には、肌(皮膚)が正常に機能することが重要なのです。

2. 肌荒れの原因は!?

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肌荒れが起こる原因として下記が考えられます。

・不規則な生活習慣
・ホルモンバランスの乱れ
・外部刺激によるバリア機能の低下
・年齢

そして、ダニ(アレルゲン)が関与しているのが「外部刺激によるバリア機能の低下」になります。

3. ダニと肌荒れ

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ダニ(チリダニ)の糞由来のアレルゲンは、システインプロテアーゼというタンパク質分解酵素です。 また、メジャーな糞由来のアレルゲン以外にも、プロテアーゼ活性を持つマイナーなアレルゲンも存在します。

一方、タンパク質は人のあらゆる器官に含まれており、身体の約20%を占めています。もちろん、肌(皮膚)も含まれています。

例えば、ダニアレルゲンが肌に悪影響を及ぼすメカニズムの一つとして、皮膚の細胞間の隙間を埋めるタイトジャンクション(細胞同士を接着している)がプロテーゼ活性で分子切断され、 様々な異物(刺激物)が侵入しやすくなることで、肌が荒れやすい(刺激物の影響を受けやすい)状態になります。

また、ダニの虫体(死骸)由来のアレルゲンはプロテアーゼではないものの、種々のアレルギー疾患におけるダニアレルギー発症や慢性的な悪化に関与している可能性も報告されており、 肌荒れへの関与も否定できません。

つまり、ダニ(アレルゲン)は、アトピー性皮膚炎だけでなく肌荒れにも関係しているのです。

その他、間接的な関与として、ダニアレルギーの感作/発症により大きなストレスを感じてしまうことがあげられます。

では、どうすれば未然に防ぐことができるのでしょうか?

4. ダニによる肌荒れを防ぐには!?

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ダニによる肌荒れ対策で重要なことは、ダニアレルゲンに触れないことです。

場所に応じて、ダニアレルゲンを掃除機で除去したり、水拭きや洗濯で出来る限り除去しましょう。

しかし、肌荒れに関与するダニアレルゲンの発生源は「生きたダニ」です。
そのため、ダニアレルゲンを除去しても、生きたダニがいると常にダニアレルゲンが発生し続けます。

ですから、「生きたダニ」を退治することも肌荒れ対策に重要です。

生きたダニを退治することで、肌荒れの原因を作るダニアレルゲンの発生を止め、健全な肌を保ちましょう!

そこで「生きたダニ」を捕獲退治する「ダニ捕りロボ」と「ダニ捕りマット」。健康だけでなく、美容に関心がある方も、是非、ご活用ください。

【この記事で参考にした文献や書籍】
・高井敏朗. なぜアレルゲンはアレルゲンになるのか?. アレルギー, 2011, 60.7: 809-816.

5. まとめ

  • ダニアレルゲンは皮膚のバリア機能を乱し、肌荒れを引き起こす。
  • ダニが関係する肌荒れの予防には、ダニアレルゲンの除去とその発生元である生きたダニを退治することが重要である。