ダニとは

ダニの進化と種類

ダニはどこにでもいる

ダニは、約4億2千年前~3億6千万年前にすでに地球上に存在していたとされます。
今やダニは世界に20000~50000種存在し、日本には約2000種存在しています。(まだ未発見の種が存在している可能性もあります)
ダニは地球上のあらゆる場所に生息しており、人が集まる人家や都市環境、森林や草原などの陸地、山間部などの高地、湖や沼などの水中まで生息の場を広げています。

世界

20,000~50,000種

発見されていない種が存在している可能性あり
日本

約2,000種

ダニと昆虫の違い

ダニは節足動物門に属します。脚に節がある仲間になります。ダニと昆虫の形態的な違いは、3つあります。

ダニの形態的特徴
  • 体がきわめて小さいこと
  • 頭・胸・腹が一体化していること
  • 腹部に節がないこと

系統発生学的には、昆虫よりクモやサソリに近い生物です。

ダニ
ダニの画像
分類上の位置
節足動物門
(せっそくどうぶつもん)
蛛形綱
(しゅけいこう)
ダニ目
(もく)
脚の数
幼虫 6本
若虫 8本
成虫 8本
頭胸腹部から派生
翅の数
無翅(飛ばない)
発育史


幼虫

若虫

成虫
クモ
蜘蛛の画像
分類上の位置
節足動物門
(せっそくどうぶつもん)
蛛形綱
(しゅけいこう)
クモ目
(もく)
脚の数
幼虫 8本
成虫 8本
頭胸部から派生
翅の数
無翅(飛ばない)
発育史


幼虫

成虫
昆虫(蟻)
アリ
分類上の位置
節足動物門
(せっそくどうぶつもん)
昆虫綱
(こんちゅうこう)
ハチ目
(もく)
脚の数
幼虫 6本
若虫 8本
成虫 6本
胸部から派生
翅の数
成虫に4枚
胸部から派生
(飛ぶ種類が多い)
発育史


幼虫



成虫

日本に生息するダニの種類

日本に生息するダニの分類群は、何回か変遷を経てきており、かつては気門の形態から7亜目に分類されておりました。今回は、よく知られている5つの亜目をご紹介いたします。人間に害を及ぼすダニは「科」のレベルでは約20%にすぎません。

無気門亜目
コナダニ科
ニクダニ科
キュウセンダニ科
チリダニ科
ヒゼンダニ科
など約60科
前気門亜目
テングダニ科
ホコリダニ科
ツメダニ科
ハダニ科
ツツガムシ科
など約125科
中気門亜目
マヨイダニ科
カブリダニ科
トゲダニ科
ワクモ科
オオサシダニ科
など約75科
隠気門亜目
イレコダニ科
ダルマヒワダニ科
ツヤタマゴダニ科
イブシダニ科
フリソデダニ科
など約130科
後気門亜目
ヒメダニ科
マダニ科
ヌッタリー科

ダニの種類は大きく分けると、「屋内で検出されるダニ」「屋外で検出されるダニ」となります。上の図の赤文字で表示されているダニは、「屋内で検出されるダニ」で、黒文字は「屋内で検出されるダニ」となります。

まとめ

人間に害を及ぼすダニは「科」のレベルでは約20%にすぎません。「屋内で検出されるダニ」と「屋外で検出されるダニ」を以下のページに分けて、詳しく説明しております。

※参考文献 ダニのはなし 人間とのかかわり 島野智之・高久元

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