ソファのダニが気になっていても「具体的な対策が分からない」「なんとなく面倒で放置している」という方は多いのではないでしょうか?
実はソファは、ダニが好む環境になりやすいため、目には見えなくともダニが潜んでいる可能性があります。
そこでこの記事では、ソファのダニ対策と、ダニを増やさないための掃除方法を解説します。
また、ソファにダニが潜む理由や、手軽に退治する方法についてもまとめていますので、ソファのダニ対策について気になる方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ソファにダニが潜む理由
ソファは家の中でもダニが繁殖しやすい場所の一つです。特に、布製を好んで生息します。
なぜなら布はダニが繊維の中に潜りやすく、居心地がいい場所だからです。
そのため、布製のソファや、布製のカバーをかけているソファには、ダニが多く生息している可能性が高いといえます。
特に、背もたれと座面が接触している部分は暗くて湿っているうえに、人のフケやアカ、食べこぼしが溜まりやすいです。
これらがダニの「エサ」となるため、ダニが繁殖しやすい場所となってしまうのです。
ダニに関するモニター調査ではソファで多くのダニが見つかった
日革研究所が、雑誌「ひよこクラブ」の読者を対象に行ったダニに関するモニター調査では、110名のうち27人の読者が「普段使っているソファでダニが見つかった」と回答しています。(2022年4月実施)
ダニが最も多く見つかったのは布団でしたが、ソファはその次に多く、3つ目に多かった場所がカーペットという結果でした。
このように、ダニ対策は布団だけでなく、ソファにも必要といえます。
関連記事:ダニ対策は今すぐ必要!雑誌「ひよこクラブ」読者へのモニター施策結果
ソファのダニ対策をする前に!知っておきたい基礎知識
ここでは、意外と知らない方が多いダニの基礎知識について、詳しく解説します。
ダニ対策は、以下の3点を押さえたうえで行うのがポイントです。
- ダニの死骸やフンがアレル物質となる
- ダニは熱と乾燥が苦手
- ダニ対策はダニの死骸やフン、生きたダニを取り除くのが重要
1.ダニの死骸やフンがアレル物質となる
アレルギー症状の原因になるのは生きたダニではなく、ダニの死骸やフンです。
日本に約2000種類いるとされるダニの中で、家の中に多く潜み、アレルギーを引き起こすのは「チリダニ」と呼ばれるダニです。
チリダニの死骸やフンは、乾燥すると粉々になって空気中に舞い上がりやすく、その粉を吸ってしまうことでアレルギー症状が引き起こされる場合があります。
そのため、ダニ対策をするときには、生きているダニだけでなく、ダニの死骸やフンをきれいに取り除く必要があります。
2.ダニは乾燥と熱が苦手
生きたダニは「乾燥」と「熱」が苦手です。
ダニの体の約70%以上は水分でできており、薄暗くて湿った場所を好みます。そのため、ダニ多くは布団やカーペット、ソファなどの繊維の奥に潜り込んでいます。
反対に、日当たりと風通しが良い場所や、乾燥した環境が苦手です。
また、ダニは50℃以上の高温で比較的短時間に死滅する生き物です。
このため、洗濯乾燥機を使って60℃以上の熱でソファカバーなどを乾燥させると、ダニ対策に効果的といえます。
ただし、50℃以上になりきらない、もしくは高温にさらす時間が短すぎるとダニが残ってしまう可能性があります。
関連記事:【高温でダニは死滅する?】ダニ対策で必要な温度を知ろう
3.ダニ対策はダニの死骸やフン、生きたダニを取り除くのが重要
ダニ対策で意識したいポイントは以下の2つです。
- アレルギーの原因となるダニのフンや死骸を取り除くこと
- 生きたダニを退治すること
ダニ対策はまず、生きたダニを退治しなければ、根本的な解決にはなりません。また、すでに潜んでいるダニの死骸やフンを取り除くことも同時に必要です。
家の中のダニを退治して数を減らし、ダニ刺されやアレルギーの原因となり得るリスクを減らすのが重要なのです。
そのため、「生きたダニを退治すること」「ダニのフンや死骸を取り除くこと」の2つを常に意識しながらダニ対策を行いましょう。
ソファにダニを増やさないための掃除方法
それでは、ソファのダニを増やさないための掃除方法について、詳しく解説します。
ソファに落ちているダニのエサを除去する
まずは、ソファに落ちているダニの「エサ」を除去しましょう。ダニのエサとなる人のフケやアカ、食べこぼしを掃除機で吸い取ってください。
このとき、できるだけゆっくりと時間をかけて掃除機をかけるのがコツです。
特に、ソファの縫い目や、背もたれと座面の隙間などにゴミが溜まりやすいので、端から端までしっかりと掃除機をかけましょう。
ソファにエサがあると、ダニがどんどん繁殖してしまいます。
ソファを天日干しする
ソファの中には、座面を取り外せるタイプもあります。そのようなソファをお使いの場合は、できるだけ天日干しをしてください。
ソファに置いているクッションなども一緒に天日干しをし、洗える場合はカバー類も定期的に洗濯をしましょう。
また、天日干しをしたあとは、ダニの死骸やフンを取り除くために掃除機をかけてください。
ただし、皮革など変色する可能性がある場合は、天日干しは避けましょう。
革のソファは拭き掃除をする
革のソファをお使いの場合は、掃除機をかけたあとに拭き掃除をします。
皮製のソファは、縫い目などにダニの死骸やフンが入り込むことがありますが、布製のソファのように潜り込むところが少ないので、繁殖しにくいです。
そのため、掃除機でダニのエサとなる人のフケやアカ、食べこぼしを吸い取ったら、水拭きをし、最後に乾いた布できれいに拭いてください。
ソファ全体を拭き掃除したら、さらにしっかり乾燥させることが大切です。
部屋全体に掃除機をかける
ソファに掃除機をかけたあとは、部屋全体にも掃除機をかけましょう。
なぜなら、ダニはソファだけではなく、カーペットやラグなどにも潜んでいるためです。
特に、カーペットやラグの上にソファを置いている場合は、ソファの下が湿気やハウスダストなどの溜まり場となり、ダニの絶好の生息場所になります。
そのため、ソファだけでなく、部屋全体にも掃除機をかけて、ダニのフンや死骸、ハウスダストなどを除去することが大切です。
ソファに潜むダニを退治する方法
ここでは、ソファに潜むダニを退治する方法について紹介します。
ダニスプレー
ダニスプレーには主に下記の2つの種類があります。
- 殺虫剤タイプ
- ダニを寄せ付けないタイプ
殺虫剤スプレーは、ダニが潜んでいそうな場所に、直接吹きかけて殺虫するものです。
ダニ退治に即効性があるといわれているものの、人体に有害な成分が含まれている場合もあるため、使用時には十分注意してください。
また、ダニを寄せ付けないタイプのスプレーは、ダニが嫌がる匂いや殺虫成分によって、その場所からいなくなることを目的としています。
あくまで、ダニが嫌がる成分を吹き付けるだけのため「ダニ退治」はできません。ダニが移動した先で増える可能性があります。
洗濯乾燥機
布製のソファをお使いの方で、カバーを取り外せて自宅で洗える場合は、定期的に洗濯乾燥機にかけておきましょう。
高温の乾燥機で仕上げることで、ダニを退治することができます。
自宅に乾燥機付きの洗濯機がない場合は、コインランドリーを使用するか、定期的にクリーニングに出すのもおすすめです。
ダニシート
ダニシートは、ソファの下などに置いておくだけでダニ対策ができます。
ダニシートには「粘着タイプ」と「乾燥タイプ」がありますが、使うのは乾燥タイプにしておくと良いでしょう。
ダニは床との接地面積が小さく体重も軽いため、粘着タイプではシートにうまくくっつかず、逃げてしまう可能性があるからです。
しかし、乾燥タイプであれば、ダニを商品内部に誘いこみ、ダニを乾燥させて退治できるため、捕獲しやすいです。
ソファに潜むダニを手軽に退治するなら「ダニ捕りロボ」がおすすめ
ソファに潜むダニを手軽に退治したいのであれば、日革研究所が開発した「ダニ捕りロボ」がおすすめです。
ダニ捕りロボの特徴
ダニ捕りロボは、日革研究所独自の「乾燥捕獲」技術を採用したダニ対策グッズです。
マット内に仕込まれた誘引剤によって、ダニをマットの中におびき寄せます。
おびき寄せられたダニは、誘引剤に含まれる吸湿性セラミックが体に付着することで体が乾燥します。
ダニは体の約70%が水分のため、ダニの体を乾燥させることで確実に退治ができるのです。
また、ダニ捕りロボは、ソファの下などに設置するだけの手軽さなので、今すぐにでも対策できます。
天然由来の成分を配合しているため、子どもやペットがいる家庭でも安心です。
関連記事:「ダニ捕りロボ」は累計販売数1,800万個!愛と情熱で日本のダニを退治中
ソファのダニ対策は必須!できることから始めてみよう
ソファにはダニが多く潜んでいる可能性があるため、定期的なダニ対策が必要です。
ゆっくりと掃除機をかけながら、ダニの死骸やフンを取り除いていきましょう。
そして、生きたダニを増やさないための対策として「ダニ捕りロボ」をお使いください。
3ヶ月間置くだけでダニを退治してくれる「ダニ捕りロボ」なら、誰でもどこでも効率よくダニ対策ができます。