ダニ研究活動レポート

2022/06/06

ダニの大きさは?肉眼で見えるの?ダニがいるかわかる方法も紹介

ダニを肉眼で見ることができれば、効率的にダニ対策をすることができます。しかし残念ながら、ダニはとても小さく、肉眼で見ることができないとてもやっかいな生き物なのです。

でも、本当にダニを肉眼で見ることができないのでしょうか?

そこで、ダニの研究機関である「日革研究所」が、ダニをどのぐらい拡大したら見ることができるのかを、拡大鏡や顕微鏡を使って実際に観察してみました。

この記事では、さまざまなダニの大きさや、家庭にダニがいるか確認する方法などについて解説します。家庭に潜むダニが気になる方は、ぜひ参考にしてください。

関連記事:日革研究所って何?世界でも有数のダニ専門機関が生まれたワケ

そもそもダニってどれくらいの大きさなの?

種類

チリダニ

(ヒョウヒダニ)

ツメダニ コナダニ コナダニ イエダニ
大きさ 0.2~0.4mm程度 0.5mm程度 0.4mm程度 0.5mm程度 0.7mm程度
エサ

・人間のフケやアカ

・食べかす

・ハウスダスト

・他のダニ

・小さな昆虫

・食品

・穀物

・食品類

・穀物

・血液
被害

・通年性アレルギー疾患

・ツメダニの発生原因

・刺されることでのかゆみ

・食品や穀物の汚染

・ツメダニの発生原因

・食品や穀物の汚染

・ツメダニの発生原因

・吸血によるカユミや腫れ
発生場所

・ベッド

・布団

など

・畳

・カーペットや布団

など

・畳やわら

・穀物貯蔵庫

など

・穀物貯蔵庫

など

・ネズミやその巣
※横スクロールして表を御覧ください

一般家庭に生息しているダニの中で約90%以上を占めているのは、ヒョウヒダニなどの「チリダニ(科)」とよばれるダニです。

チリダニはアレルギーの主な原因の一つと言われており、ベッドや布団などに潜んでいます。ダニの大きさは0.2~1.0mm程度で、種類によって異なります。

屋内で問題となるチリダニの大きさは成虫で0.2~0.4mm程度、色は乳白色です。

このようにダニは肉眼で見えないほど小さいうえに、布団やカーペットなどの内部に潜りこんでいくため、家庭での対策がしづらいやっかいな生き物なのです。

それでは、具体的にそれぞれのダニの特徴について確認していきましょう。

チリダニ(ヒョウヒダニ)

大きさ 0.2~0.4mm程度
エサ

・人間のフケやアカ

・食べかす

・ハウスダスト

発生場所 ベッドや布団など

ヒョウヒダニは、チリダニ科のダニです。

日本の家屋に多く潜んでいるのは「コナヒョウヒダニ」と「ヤケヒョウヒダニ」の2種類で、ヒョウヒダニの死骸や糞はアレル物質であり、(小児)喘息やアレルギー性鼻炎などの通年性アレルギー疾患の主な原因の一つです。

ツメダニ

大きさ 0.5mm程度
エサ ・他のダニ
・小さな昆虫
発生場所 畳やカーペット、布団など

ツメダニは、他のダニや小さな虫をエサにしているダニです。

そのため、エサとなるヒョウヒダニやコナダニ、ニクダニなど他のダニが発生する場所は、それらを捕食するツメダニの発生原因になってしまうこともあります。

また、ツメダニはオスとメスで形状が異なるという特徴があります。オスもメスも人を刺すことがあり、それがかゆみの原因にもなります。

コナダニ

大きさ 0.4mm程度
エサ ・食品
・穀物
発生場所 畳やわら、穀物貯蔵庫など

コナダニは、畳など和室での被害がでやすいダニで、繁殖力が高いという特徴があります。

コナダニは人を刺したりはしませんが、小麦粉などの粉類を好物としているため、高温多湿の時期には、畳や食品の管理にも注意が必要です。

ニクダニ

大きさ 0.5mm程度
エサ

・食品類

・穀物

発生場所 穀物貯蔵庫など

ニクダニは、湿度の高い穀物貯蔵庫などでよく発生するダニです。

基本的にダニは低温の中では活動できないことが多いですが、ニクダニは湿度が高ければ冬でも活動できるため、冬場でもニクダニの被害がでる可能性があります。

ニクダニも人を刺すことはありませんがカビを好むので、倉庫だけでなく家の中にも発生することがあります。

イエダニ

大きさ 0.7mm程度
エサ 血液
発生場所 ネズミやその巣

イエダニは哺乳類の血液をエサとする、吸血性のダニです。

ネズミに寄生していることが多く、暗い場所を好み、夜になると吸血することが多いです。

宿主のネズミが死んだ場合やネズミの巣で大量発生した場合に、イエダニが家屋内に移動することがあります。

家屋内に発生すると、人にも吸血するので注意が必要です。

ダニを識別するのは本当に難しいの?

10円玉

ダニの大きさを「0.4mm」など数値で言われても、実際にどの程度の大きさなのかを想像しにくいですよね。

そこで、実際のダニの大きさを実感できるように、みなさんの身の回りにあるものと比較してみました。

1.10円玉の上にチリダニを載せてみた結果

10円玉の上にチリダニを載せてみた結果

まずは、10円玉の上にチリダニを載せてみました。

10円玉の直径は23.5mm、ダニの大きさは10円玉を50〜100等分した大きさになります。

画像内の拡大鏡の真ん中にある白い点がダニです。

背景になっている10円玉が茶色のため、ダニが白い点となって確認ができました。しかしこの白い点が「ダニである」とはとても認識できません。

このように、実際にダニを「白い点」として目視できたとしても、それを「ダニだ!」とは認識できないほど、とても小さいということが分かりました。

2.白色の紙の上にチリダニ(1匹)を載せてみた結果

白色の紙の上にチリダニ(1匹)を載せてみた結果

今度は、背景を白に変えて見てみましょう。ダニを白い紙の上に乗せた画像がこちらです。

ダニの色は乳白色のため、このように背景が白だと、視認することが非常に難しいです。

さらに実際に家の中では、ダニはカーペットや布団などの内部の奥まで潜ってしまうので、見つけることはほぼ不可能だといえます。

どうすればダニを見ることができる?

ここまで実証してきたように、ダニはとても小さいため、肉眼で見えたとしても「白い点」としか見えず、「ダニがいる」と認識することはほぼ不可能に近いです。

そこで、市販のマイクロスコープ(拡大鏡)を使ってダニを観察してみました。21倍の倍率でダニを観察してみた結果を確認してみましょう。

21倍での観察結果を動画で紹介

※ダニの映像が流れます。体調が優れない方はご視聴をお控えください

動画のとおり、マイクロスコープを使い、21倍にしてはじめて小さなダニが動く様子を観察することができました。

マイクロスコープで21倍にしてもこの大きさなので、とても肉眼では見えないことが分かりますね。

このようにダニはとても小さく、肉眼では発見できないとなると、家庭にダニがいるかどうやって確認すればいいのでしょうか?

次の項目では、家庭のダニを発見する方法について解説していきます。

必見!ダニがいるかわかる方法を知りたい方へ

実は「ダニ目視キット」を使用すれば家庭のダニを確認することができます。

ダニ目視キットは、ダニがいそうな場所に一定期間設置するだけでいいので、とても簡単にダニの存在を調べられます。

ここでは、ダニ目視キットの詳しい使い方について紹介していきますので、ぜひ家庭でも試してください。

ダニ目視キットの使い方

では、具体的にダニ目視キットの使用方法について順番に紹介していきます。

手順1.自宅などのダニがいそうな場所にダニ目視キットを設置する

まずはダニ目視キットを家の中でダニがいそうな場所に設置します。

もし設置場所に困ったら、布団・ソファー・カーペットなどの一般的にダニが多く発生する場所に設置するといいでしょう。

手順2.2週間放置する

ダニ目視キットを設置して、早ければ3日ほどでダニが捕獲され観測できることもあります。

しかし、設置期間が短いと、十分にダニの捕獲ができているか判断ができないので、基本的に2週間は放置してください。

手順3.検査機にルーペを当ててのぞき込む

設置からある程度放置した後は、設置したダニ目視キットを回収し、付属のルーペを取り付けキット表面をのぞき込んでみて下さい。

小さくて細かい白い点が動いていれば、それが生きているダニです。

これで、ダニ目視キットによるダニの確認ができました。

もしダニ目視キットでダニが発見できたら、次項で紹介する「ダニ捕りロボ」でダニを捕獲・退治するのがおすすめですよ!

関連記事:「ダニ目視キット」でダニを確認!愛と情熱が生んだ画期的アイテムとは

ダニが見えたら「ダニ捕りロボ」で対策を!

ここまで解説してきたように、ダニの大きさは0.4mmなどとても小さいため、目視することはほぼ不可能です。

そのため、まずはダニ目視キットをダニのいそうな場所に設置し、実際にダニが発見できたら、次に実際にダニを「退治」する方法を考えましょう。

ダニの捕獲・退治におすすめなのが「ダニ捕りロボ」です。

「ダニ捕りロボ」は、独自の「ダニ乾燥捕獲」技術を用いた画期的なダニ対策商品です。

ダニが気になる場所に設置するだけの手軽さで、使用後はマットごとゴミに捨てるだけなので、余計な手間はかかりません。

「ダニ捕りロボ」は化学性殺虫成分を一切使用していないため、子どもやペットがいる家庭でも安心して使用できます。

ダニ目視キットでダニを発見したら「ダニ捕りロボ」の利用をご検討してみてはいかがでしょうか?


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