ダニは人間の目に見えないので完全に駆除することは難しいです。しかしながら、日ごろのお掃除をひと工夫するするだけでダニを増やさないようにすることはできます。
家庭でできるダニを増やさない掃除方法のポイントは3つあります。
① 乾燥(風通し、加熱乾燥、除湿)
② 加熱(天日干し、加熱処理)
③ 除去(掃除機)
この3つのポイントをふまえた、家庭でできる掃除方法を全2回でお伝えします。
第2回目は「タンス、畳、フローリング編」です。
>>第1回目「寝具類、カーペット、ソファ編」はこちらをご覧ください。
1. 押入れ・タンス・クローゼット
ダニを増やさない掃除方法
掃除機
- 収納場所は、衣替え時期に合わせて中にしまっているものを全てだし、中を掃除機がけることが大切です。 その後、よく絞った雑巾で隅々まで綺麗に拭き取ります。引き出しなどは天日干しを行い、よく乾燥させましょう。
洗濯
- 収納している洋服は丸洗いをするか、クリーニング※に出した後に入れてください。
外出してそのまま洋服をクローゼットなどにしまい込むと、外で洋服についたダニが繁殖することも考えられます。
※クリーニング後はビニールを外して収納してください。
天日干し
- 収納している布団は、天日干しもしくは布団乾燥機で完全に湿気を取り、布団圧縮収納袋に乾燥剤と共に収納しましょう。
ワンポイントアドバイス
- スノコなどを敷き、風通しを良くする。
- お部屋の換気をする際は、押し入れの扉や引き出しを開けておく(※扇風機で中の空気を循環させるのも効果的です)。
- 乾燥剤または小型の除湿機を入れておく。
- お布団をしまう場合は使用したばかりのものは避け、なるべく天日干しもしくは布団乾燥機にかけたものだけを入れるようにする。
- 湿度計をいれ、湿度管理を行う。
オススメのダニ退治商品
押入れ・タンス・クローゼットは開閉の回数が少ないため内部の湿度が高くなりやすく、ダニが多く繁殖しやすい場所となっています。
押入れ・タンス・クローゼットなどの収納場所のダニ駆除方法として、天日干しや掃除機は有効です。さらに、3ヶ月間置くだけでダニを退治してくれる「ダニ捕りロボ」と組み合わせて、効率よく退治しましょう。
押入れ・収納場所のサイズに合わせて、適切な商品サイズを設置しましょう。
◆押入れ格段(上下)・・・ダニ捕りロボのレギュラーサイズ1個ずつ
2. 畳
ダニを増やさない掃除方法
掃除機
- 畳の目に沿って丁寧に掃除機をかけます(1畳あたり30秒以上)。その後、固く絞った雑巾で表面をよく拭き取ります。 必ず換気をし、表面をよく乾燥させてください。
ワンポイントアドバイス
- 乾燥状態を維持するために、畳の下に除湿剤を散布しておくと効果的です。
- できるだけ化学畳を使用する。
-
畳の上にはじゅうたんなどの敷物は厳禁です。
吸湿性の高い畳にじゅうたんなどを上敷きすると、畳の水分が放出されず、いつまでも内部に湿気がこもった状態になり、非常にダニが繁殖しやすくなります。
オススメのダニ退治商品
畳はフローリングと違って、ダニのエサとなる人のフケや垢が隙間に入り込みやすいため、ダニが繁殖しやすい場所となっています。
畳のダニ駆除方法として、掃除機は有効です。さらに、3ヶ月間置くだけでダニを退治してくれる「ダニ捕りマット」と組み合わせて、効率よく退治しましょう。
畳のサイズに合わせて、適切な商品サイズを設置しましょう。
◆畳・・・ダニ捕りマット大サイズ(6畳で約3枚)
◆琉球畳(小さいサイズ)・・ダニ捕りマット小サイズ
3. フローリング
ダニを増やさない掃除方法
掃除機
- 掃除機でゴミを吸い取り、固く絞った雑巾で水拭きします。掃除の際にホコリ(ハウスダスト)が舞いやすいので、必ず窓を開けて換気をしましょう。 また、掃除機の噴出口を窓側などの外に向けて掃除を行いましょう。
ワンポイントアドバイス
- フローリングは、絨毯や畳と違ってダニが潜れる場所がないため、繁殖しにくく、ダニが少ないことが挙げられます。
オススメのダニ退治商品
フローリングはほこりが舞いやすく、四隅にホコリやゴミが溜まります。そのホコリやゴミにダニが繁殖しています。
フローリングのダニ駆除方法として、掃除機は有効です。さらに、3ヶ月間置くだけでダニを退治してくれる「ダニ捕りロボ」と組み合わせて、効率よく退治しましょう。
部屋のサイズに合わせて、適切な商品サイズを設置しましょう。
◆部屋の四隅・・・ダニ捕りロボラージサイズ1枚ずつ
4. その他
ダニはお部屋だけではなく、なかなか目が届きにくい場所でも繁殖します。

カーテン
- カーテンは年に2度丸洗いすると良い。
ワンポイントアドバイス
- 掃除機がかけられるものは、掃除機がけをしてください。
- 丸洗いが可能なものは丸洗いをしてください。
- 黒いビニール袋に入れて天日干しすることで、ビニール袋の中の温度が上昇し、より効果的です。
第1回目「家庭でできるダニを増やさない掃除方法/布団・カーペット・ソファ編」