総務省の調査によると、日本人の全年齢の平均睡眠時間は女性が7時間35分、 男性が7時間45分と1日の約3分の1は睡眠時間となっています。

睡眠は健康に非常に重要で、睡眠時間の不足はさまざまな健康被害につながる可能性があり、 人間が健康的な生活を過ごすために十分な睡眠をとる必要があります。

しかし、ダニによる健康被害が睡眠を妨げることをご存知ですか?

この記事では、睡眠とダニの健康被害との関係について解説いたします。

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1. 人の健康に睡眠が大切な理由

睡眠と健康

私たちが健康的な生活を送る上で睡眠は欠かすことができません。

睡眠の役割については全てが解明されたわけではありませんが、

  • 疲労回復
  • 身体の成長
  • 記憶の定着
  • 免疫力の向上

など、人の成長や健康維持と多岐にわたった役割があります。

しかし、世界13カ国の成人1万3000人を対象とした世界睡眠調査において、睡眠に満足している/ほぼ満足していると回答した日本人は「32%」で、 13カ国中13位の最下位でした。つまり、日本では睡眠に満足していない人が過半数を占めるということです。※
※ PHILIPS 2020年世界睡眠調査(global sleep survey)

また、日本人の5人に1人は何らかの睡眠障害を持っていると言われています。そのため、人々の健康増進やQOLの向上を目指し、 睡眠の量そして質の向上が国家的健康戦略の一つとして取り上げられつつあります。

2. 睡眠不足による障害

睡眠不足による障害

運動不足などと同様に、睡眠不足は以下の疾患のリスクを高めると報告されています。

  • 肥満
  • 高血圧
  • 心血管病
  • 糖尿病
  • 精神疾患
  • 認知症

また、肥満は睡眠時無呼吸低呼吸症候群を引き起こすことや、睡眠時無呼吸低呼吸症候群は高血圧などの生活習慣病や脳梗塞などの 脳血管障害のリスクを高めるため、睡眠不足は人が健康的な生活に対する負のスパイラルの引き金になる可能性を秘めています。

さらに、7~9時間の人に比べて、睡眠時間が平均6時間を下回る人は、死亡リスクが13%高くなるとといった報告もあります。

睡眠は人の健康だけでなく経済活動にも影響しており、2016年のRand Europeの試算では、睡眠不足により約15兆円の経済損失が発生しているといわれています。

こうしたことから、睡眠不足は人の活動にとって百害あって一利なしなのです。

3. 睡眠不足の原因

睡眠障害の原因

睡眠不足の原因としては、以下のような原因が考えられます。

  • ストレスや不安事がある
  • 疾患や薬による影響
  • カフェインやアルコールの摂取
  • 生活スタイル
  • 精神疾患
  • 年齢

そして、これらの原因により、成人の20%は「入眠障害」「中途覚醒」「早朝覚醒」といった不眠症状を有していると言われています。

つまり、睡眠の質の改善するには、自身の睡眠不足の原因を特定し、 その原因を取り除くことが必要です。

そして、ダニは「疾患や薬による影響」が原因の睡眠障害に関わっているのです。

4. ダニによる健康被害と睡眠障害

ダニの健康被害と睡眠障害

屋内に潜むダニによる主な健康被害(疾患)として、「チリダニによるアレルギー性疾患」と「ツメダニによるダニ刺され」があります。

チリダニによるアレルギー性疾患のうち、特にアレルギー性鼻炎が睡眠障害に関係しています。

アレルギー性鼻炎は、鼻呼吸障害である鼻閉(鼻づまり)がおこり、その代償として開口により下顎が後方移動して、 一部の咽頭が狭窄することで睡眠時無呼吸になります。その結果、微小覚醒や睡眠が分断化して、睡眠障害を引き起こすとされています。

また、アレルギー性鼻炎患者に対する疫学調査において,アレルギー性鼻炎の重症度と睡眠の質の低下の程度には強い相関があり、 鼻閉および中等症以上のアレルギー性鼻炎では睡眠の質が悪化していたことが報告されています。

そして、アレルギー性鼻炎を有する場合、20歳以下では80%以上、21〜40歳では50%以上、41歳以上では40%以上の割合で、 ダニに対して陽性反応を示すという報告※から、ダニによって発症したアレルギー性鼻炎が原因で睡眠障害が起こるのです。
※ 荻野敏, et al. 耳鼻と臨床, 1997, 43.3: 326-333.

喘息においても夜間に発作が起こることによる睡眠不足や慢性的なストレスを引き起こすことが報告されています。

また、ツメダニによるダニ刺されは激しい痒みを伴い、治癒するまで1週間から10日程度かかります。

こうした特徴から、ダニによる健康被害は睡眠に影響を与える可能性があります。

5. ダニによる睡眠障害を防ぐ方法

ダニによる健康被害の対策

ダニが原因で睡眠障害が起こらないようにする方法は、ダニによる アレルギー性疾患やダニ刺されを防ぐことが最も大切です。

そのための対策が以下の2つになります。

  • ダニのフンや死骸を定期的に取り除く
  • ダニのフンや死骸の発生元である生きたダニを退治する
  • 5-1. ダニのフンや死骸を定期的に取り除く

    お掃除によるダニ対策

    ダニのフンや死骸を定期的に取り除くには、対策したい場所に応じて「掃除機がけ」「洗濯」「水拭き/乾拭き」などを組み合わせて実施しましょう。

    掃除機がけで効果的にダニのフンや死骸を取り除くには掃除機の吸引性能がとても重要です。 ダニのフンや死骸は布団内部やカーペットの深部に入り込んでしまうため、強い吸引力で吸い取るようにしましょう。

    また、1㎡を30秒〜1分くらいを目安にして、ゆっくりと掃除機がけすることも大切です。

    水に溶ける性質を持つダニのフンを取り除くのに最も効果的な方法が洗濯です。しかし、素材によっては洗濯できな場合もあるため、 ダニ対策の観点では洗濯できるものを普段から購入するようにしましょう。

    水拭き/乾拭きは押し入れやフローリング、収納ケースのダニ対策として実施しましょう。水拭きによって不必要に湿度を上げないことが大切なため、 固く絞ったタオルで水拭きをし、その後は必ず乾拭きすることです。また、換気による乾燥も効果的です。

    こうした対策はダニのフンや死骸を取り除くだけでなく、ダニのエサとなるハウスダストや食べこぼしなども取り除くことができます。 ただ、生きたダニを取り除く効果は高くなく、その生きたダニからフンや死骸が発生するため、 継続かつこまめに実施するようにしましょう。

    5-2. ダニのフンや死骸の発生元である生きたダニを退治する

    乾燥機によるダニ対策

    掃除機がけや洗濯によりダニのエサをある程度は取り除くことができるものの、生きたダニを取り除く効果はそれほど高くなく、 場合によっては生きたダニを減らすのに数ヶ月程度の時間がかかります。

    そのため、生きたダニを退治するには、繁殖抑制効果ではなく退治効果の高い方法を実施しましょう。

    ダニは乾燥と高温に弱い生き物のため、「高温乾燥」機能をもつ乾燥機能付きの洗濯機やコインランドリーの乾燥機は有用です。 デメリットとしては、家庭用であれば庫内に入るものに限定されること、コインランドリーでは運ぶ手間がかかることが挙げられます。 また、両者に共通して、高温乾燥できない素材があることに注意しましょう。

    また、布団乾燥機も効果のある方法の一つです。ただし、布団全体を50℃以上の温風で温める機種を選ぶことが大切です。

    次に、ダニを誘引して、ダニを内部に捕獲するダニ捕獲商品も、生きたダニに直接効果がある方法です。 ダニ捕獲商品のデメリットとしては、効果の高い商品を選ぶのが難しい点です。

    その他には、ダニに対して有効な化学性殺虫成分を含む殺虫剤が挙げられます。 ただし、化学性殺虫成分は人間の健康に影響することもあるため、必ず注意書きを熟読して使用するようにしましょう。 また、状況によっては効果が出にくいこともあることを知っておきましょう。

    6. 効果の高いダニ捕獲商品を選ぶには?

    ダニ捕獲商品のポイント

    ダニは0.2mm程度ととても小さいため、目で見るのは非常に難しいです。そのため、どの商品を使用しても捕獲されたダニを見れないため、感覚的に効果を実感するしかありません。

    また、製品性能を保証するための決まった試験や企画がなく、各メーカーが自由な内容で試験を実施するため、 正確に商品効果を比較することがとても難しいです。

    だからこそ、ダニ捕獲商品において重要な性能をまずは理解し、購入したい商品に十分な効果があるかを自ら確認することがとても大切です。

    そして、ダニ捕獲商品において重要な機能は、ダニを誘き寄せる「誘引性能」と、商品内部でダニを捕獲・退治する「捕獲性能」です。

    6-1. 誘引性能とは

    ダニ捕獲商品で最も重要な効果が「誘引」で、たとえ捕獲/退治する効果があったとしても、ダニを誘き寄せることができなければ、ダニ対策効果としては意味がありません。

    ダニを誘引できる成分は種々あるものの、問題はその成分を「ダニが誘引される濃度」「長期にわたって(徐放性)」維持することが大切です。

    しかし、ダニに対する「誘引性能」を表現する商品は非常に少ないのが現状です。 例えば、日革研究所ではダニが誘引剤に誘引される動画やダニの好物であるお好み焼き粉との比較動画を公開しています。

    ▼ダニ捕りロボの誘引剤の誘引効果▼

    誘引

    最初からダニがその場にいるのではなく、ダニが他の場所から誘引されることがとても大切です。

    このように、商品にダニが誘引される動画や画像、試験方法がわかる結果を公開していることなどが大切です。

    6-2. 捕獲性能とは

    次に、ダニに対する「捕獲性能」については、大別して2つの仕組みがあります。

    一つは「粘着タイプ」と呼ばれる仕組みで、粘着素材によって帆引き寄せたダニを捕獲します。 ほとんどのダニ捕獲商品は粘着タイプです。安価な商品が多く、経済的に試しやすい特徴を持つ一方、 粘着素材では体重の軽いダニを捕獲できない場合があり、 一部の商品では商品内部でダニが増える商品も確認されています。

    もう一つは「捕獲乾燥タイプ」です。誘き寄せたダニを、乾燥成分によってミイラ化退治します。しかし、ダニは乾燥を嫌うため、 乾燥成分がダニの誘引を妨げることがあり、素材の厳選やその配合比の技術開発がとても難しく、 捕獲乾燥タイプであるダニ捕りロボの仕組みもその開発に10年の歳月が必要でした。 さらに、残念なことに、一部の捕獲乾燥タイプの商品において全く乾燥効果のない劣悪な商品もあります。

    例えば、日革研究所では誘引剤によってダニが乾燥する動画を公開しています。捕獲乾燥タイプの商品を選択する際は、 本当にダニを乾燥しているかがわかる商品を選択することが大切です。

    ▼ダニ捕りロボの誘引剤の乾燥退治効果▼

    乾燥

    7. ダニ対策としてダニ捕りロボをおすすめする理由

    まとめ

    ダニ捕りロボはダニを研究して25年以上の日革研究所が開発した製品です。ダニの専門機関が開発から製造までを一貫して携わっているからこそ、自信を持って提供できる商品です。

    10年の歳月をかけて開発した独自の誘引剤はダニを強力に誘引し、商品内部でダニを乾燥ミイラ化します。 そして、実際にダニを研究する専門会社だからこそ、その効果を動画や試験結果を公開しています。

    そして、創業者兼開発者である渡邊秀夫は、アレルギーに悩む孫を助けたいという思いから開発に着手したため、化学性殺虫成分を一切使用しない、 安全性にこだわったダニ対策商品です。そのため、赤ちゃんやペットのいるご家庭でも安心してご使用いただけます。

    是非、ダニ対策を始める方は、ダニ捕りロボをお試しください。

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