「ダニ」ってどんな生き物かご存知ですか?

実は、ダニ対策する上で、ダニを知ることはとても大切です。

間違ったダニ対策をしないためにも正しいダニ対策に関する知識が必要です。
でも、そのダニ対策が正しいかどうかは、ダニを知ることで初めて判断することが できます。

そこで、ダニ研究20年以上の日革研究所が、「これからダニ対策をお考えの方」や 「最近ダニ対策を始めた方」が間違ったダニ対策をしないためにも、正しいダニの情報をお伝えします。

1. ダニ対策のために「ダニを知る」

ダニとは

ダニの大きさは1mm以下のものが大部分を占め、家屋内や自然で「ダニ」を「見る」ことは稀です。そのため、人の生活ではあまり馴染みはなく、 知らない方も多い生き物です。

ダニは、身体が「頭部」と「胴体部」の二節に分かれており、4対の肢を持った生き物です。 そのため、身体が3節で3対の肢を持つ「昆虫」ではなく、蜘蛛の仲間 に分類されます。

マダニによる感染症も含め、ダニというと「害虫」のイメージを持っている方が多いです。しかし、害虫とされるダニは全体の数%で、 90%以上は害虫ではありません。

このように様々な種類のダニが世界に生息しています(数万種類)。しかし、日本に生息するダニは2000種類程度になります。家屋内では さらに減少し、数十種類のダニが生息する程度で、その中でも家屋内で問題となるのは数種類のダニです。

人が生活する上で問題となるダニに関して、「生息場所」と「被害分野」に分けられることが多く、生息場所は「家屋内」「家屋外」「寄生性」、 被害分野は「農業被害」「健康被害」でその多くを分類できます。

例)
■ 家屋外―農業被害 → ハダニ など
■ 家屋外―健康被害 → マダニ など
■ 家屋内―健康被害 → チリダニ など
■ 寄生性―健康被害 → ヒゼンダニ など

例外として、通常はネズミや鳥などの「野生動物」に寄生/吸血し、その野生動物が屋内やベランダに侵入することで、 寄生していたダニが家屋内で健康被害をもたらすイエダニやトリサシダニなど(迷入種)も存在します。

~ 豆知識 ~
一部のサイトや専門家の方が「チリダニ=イエダニ」と表現しています。しかし、一般的に「イエダニ」は野生動物に寄生/吸血するダニです。 本来であれば、アレルギー性疾患で問題となる「チリダニ」とは異なる種類のダニになるのでご注意ください。

2. ダニ対策のために「家屋内に潜むダニを知る」

屋内ダニとは

では、家屋内に潜み、人に健康被害をもたらすのはどんなダニ なのでしょうか?

まずは、家屋内に潜むダニの約80%以上を占める「チリダニ(ヒョウヒダニ)」が挙げられます。
今では国民の2人に1人が何かしらのアレルギー症状を持っている と言われており、そのアレルギーを引き起こす主な原因の一つです。
チリダニが関係するアレルギー性疾患は、喘息やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎やアレルギー性結膜炎です。日本では症例が少ないものの、 ダニ経口アナフィラキシーショック(パンケーキシンドローム)もあります。

次に、家屋内の「ダニ刺され」の主な原因となる「ツメダニ」がいます。
1980-1990年代においては、ツメダニによる「ダニ刺され」もよく知られた健康被害でした。特に問題となった場所が「畳」。 最近では、畳のある家が減ったものの、ツメダニはカーペットやお布団でも生息しているため、ダニ刺されは根絶できないダニ健康被害の一つです。

「コナダニ」「ニクダニ」は穀物貯蔵庫で穀物汚染をもたらす害虫としてよく知られています。 また、東南アジアなどの一部の地域においては「コナダニ」や「ニクダニ」によるアレルギー問題が報告されています。しかし、日本の家屋内での発生は少ないです。

こうしたことから、日本におけるダニによる主な健康被害は、「チリダニ」による「アレルギー」、 「ツメダニ」による「ダニ刺され」になります。

そのため、家屋内のダニ対策とは「チリダニ」や「ツメダニ」を対策することです。

3. ダニ対策のために「チリダニを知る」

チリダニとは

ダニ対策する前に、ダニを知っていただくには理由があります。

ダニ対策には「生きたダニを退治/除去すること」と「アレルギーの 原因となるダニのフンや死骸を取り除くこと」があります。さらには、生きたダニの退治には「繁殖を抑制すること」と「ダニを殺すこと」 の2種類があります。

こうしたダニ対策の種類や効果の強さの違いに、ダニの生息条件や繁殖能力が大きく関わってきます。 また、ダニの生息場所はご自宅によって異なるため、ご自宅に適したダニ対策を実施するためにも、まずは相手を知ることが大切なのです。

そして、家屋内で主に問題となるのは「チリダニ」と「ツメダニ」ですが、まずは「チリダニ」を知ることから始めましょう。

理由は以下の3つです。
・家屋内に潜むダニの優占種が「チリダニ」で
・生息に重要となる温湿度条件が「チリダニ」と「ツメダニ」で顕著な違いがない
・チリダニを減らすことで、結果的にツメダニを減らすことができる(間接的な対策)

では、ダニ対策のために知っておくべきチリダニの情報をお伝えします。

ダニ対策のためのチリダニの基礎知識
■ ダニの生息に重要な環境要因
  「温度」「湿度」「エサ」
■ 快適な温度湿度 25-30℃ 75-80%Rh
■ エサは人のフケやアカや食べこぼし
■ 条件が整えば10日〜14日で2倍に増える
■ 潜り込む性質がある
■ ダニアレルギーの原因はダニのフンと死骸
( ダニのフンと死骸がアレル物質)

■ 快適な繁殖環境
チリダニにとって快適な環境とは、「温度 25-30℃」「湿度 75-80%Rh」 「エサが豊富」です。この条件は快適な条件であり、この範囲から多少外れても、動きや繁殖がゆっくりになるものの、 生存可能です。ご自宅で実施できる一般的なダニ対策は、こうした繁殖に都合の良い条件を 取り除くことが主な目的になります。

■ エサは人のフケやアカなどの皮膚剥離物や食べこぼし
チリダニは人のフケやアカなどの皮膚から剥離したもの食品の食べこぼしをエサとして繁殖します。そのため、 こうしたダニのエサが多い場所を特定し、それらを取り除くこと、つまりは、 お掃除などで清潔に保つことがダニ対策としても大切なのです。

■ 条件が整えば10日〜14日で2倍に増える
チリダニの繁殖力は非常に高く、3ヶ月で数百倍に増えることが可能です。 そのため、日頃からのお掃除や環境整備といった対策が大切です。また、一時的なダニ対策では すぐに増えてしまうため、継続することでこの繁殖力を最小限にすることが重要です。

■ 潜り込む性質がある
チリダニは潜り込む性質があるため、フローリングなどの潜り込めない場所では生きたダニを掃除機がけで除去することができます。しかし、 ダニはお布団やカーペットの奥に潜り込むため、潜り込んだ生きたダニは掃除機がけでは ほとんど吸い込むことができません。そのため、潜り込んだ場所から おびき寄せるなどの仕組みや、長期継続したお掃除によってダニの エサを完全になくすといった対応が必要です。

■ ダニアレルギーで問題となるのはダニのフンと死骸(アレル物質)
生きたダニから発生したダニのフンや死骸がアレル物質で、ダニアレルギーの直接の原因 です。そのため、ダニのフンや死骸を取り除くことも一つの「ダニ対策」です。掃除機がけなどの一般的なダニ対策で、 生きたダニを対策するには非常に難しいのですが、アレル物質の対策としては一定以上の効果が見込まれます。

4. まとめ

まとめ

近代化に伴い、間取りなども含めて家屋内の環境も多様化しています。
そのため、一般的なダニ対策を知ったとしても、ご自宅の環境にあったダニ対策の実施には、実施される方の判断がとても大切です。

また、ダニの対策の内容や効果の強さは、ダニの生態や生息場所で異なります。

そのため、ダニ対策を始める時には、まずはダニを知ることが大切です。

「ダニの特徴」のまとめが以下になります。

● 家屋内で問題となるのは数種類のダニ
● 特に「チリダニ」と「ツメダニ」が問題
● チリダニは「ダニアレルギー」の原因
● ツメダニは「ダニ刺され」の原因
● ダニの生息に重要なのが「温度/湿度/エサ」
● ダニアレルギーの直接の原因は「フン/死骸」
● ツメダニはチリダニをエサとする

そして、こうしたダニの特徴から「ダニ対策として大切な内容」が以下になります。

● チリダニ対策は大きく分けて2種類
「生きたダニの対策」
「フンや死骸などのアレル物質の対策」
● 「温度/湿度/エサ」を調節して、ダニの繁殖を抑制(生きたダニの間接的な対策)
● フンや死骸はお掃除で除去することができる(アレル物質の直接的な対策)
● ダニ対策は継続して実施することが大切
● チリダニ対策はツメダニ対策につながる

今回の内容はダニ対策の冒頭部分です。
各項目のより詳細な内容については、別記事に掲載しているので、是非、そちらもご覧ください。

もっと詳しく「チリダニ」を知りたい方はこちら!>>

もっと詳しく「チリダニによるアレルギー」を知りたい方はこちら!>>

もっと詳しく「屋内で見つかるダニ」を知りたい方はこちら!>>

ダニ対策初心者でも置くだけで簡単にダニ対策ができる
「ダニ捕りロボ」「ダニ捕りマット」はこちら!

商品ラインナップ

ダニ捕りロボ
~交換タイプ~

お部屋の個別スペースに最適

ダニ捕りマット
~使い捨てタイプ~

大切な家族がくつろぐ場所に最適