ご存知でしたか?
実は、ダニ対策は大きく2種類に分かれます。
1つ目のダニ対策は、「アレルギーの原因となるダニの糞や死骸を除去する」ことです。
このダニ対策は「ダニ由来のアレル物質の除去」が主な目的です。
2つ目のダニ対策は、「ダニの糞や死骸の発生源である生きたダニを退治する」ことです。
生きたダニを手軽で簡単に退治できれば、ダニの糞や死骸の発生も抑えることができるため、効率的にダニ対策を実施できます。
でも、あなたがダニを退治する商品を探している時に、「どんな種類があるのか?」「どの商品が一番対策効果があるのか?」と思うのが、正直なところではないでしょうか。
迷ったあげく、お手ごろな価格で購入できるダニ退治商品を選んでしまう人も多いのでは?
そこで今回、商品選びで失敗したくないあなたのために、ダニの研究を20年以上続けている日革研究所が、ダニ退治商品の種類や効果、購入前のポイントについて詳しくお伝えします。
1. ダニを退治する商品の種類
ダニを退治する商品は、大きく分けると3つの種類があります。
① 殺虫剤タイプ
② ダニを寄せ付けない(忌避)タイプ
③ ダニをおびき寄せる(誘引)タイプ
1-1. 殺虫剤タイプ
ダニを退治するための殺虫剤も販売されており、その種類は大きく分けて2種類あります。
☑ スプレータイプ
☑ 燻煙タイプ
スプレータイプはダニがいそうなところに直接吹きかけて殺虫します。燻煙タイプは対策したい部屋で煙を炊いて部屋全体を殺虫します。
これらの殺虫剤タイプは即効性があると言われています。
人に対する毒性は有効成分や濃度によって異なるので、購入したい製品の使用方法や注意事項を必ず購入前にチェックすることが大切です。
1-2. ダニを寄せ付けない(忌避)タイプ
ダニを寄せ付けない(忌避)タイプは、ダニが嫌う匂いや殺虫成分によりその場所からいなくなります。
そのため、厳密には「ダニ退治」ではありません。この忌避タイプの商品も複数の種類があります。
☑ スプレータイプ
☑ 洗剤タイプ
スプレータイプ(防ダニスプレー)は、布団やカーペットなどにダニが嫌う成分を吹きかけることで、
その場所にダニを寄せ付けないようにします。
洗剤タイプは、洗濯することでダニが嫌う成分を繊維に定着させ、ダニを寄せ付けないようにします。
(柔軟剤のようなイメージ)
これらの忌避タイプは、様々な匂いの商品が販売されているので(ハーブ系など)、お布団や普段生活する場所での使用を検討する際は、
ご自身にとってもいい香りと感じる商品を選択するようにしましょう。
1-3. ダニをおびき寄せる(誘引)タイプ
誘引タイプは、ダニの好きな匂いでおびき寄せる商品で、成分は天然由来のものがほとんどです。おびき寄せたダニを退治する方法は、販売しているメーカーによって異なります。
☑ 粘着シートタイプ
☑ 乾燥タイプ
粘着シートタイプは、おびき寄せたダニを商品内部の粘着テープでくっつけて捕獲する商品です。
乾燥タイプは、商品内部に入っている乾燥物質でダニの水分を奪って物理的に乾燥させて退治する商品です。
ダニをおびき寄せる商品の主流は粘着シートタイプになります。
まずは、購入を検討している商品の仕組みを理解することが大切です。
2. 商品を購入する前に知っておきたいポイント
ダニ退治商品にはいろんな種類があることをご理解いただいたかと思います。
次に、商品を選ぶ際に必ず知っていただきたいポイントをお伝えします。
2-1. 殺虫剤タイプ
化学性殺虫剤は即効性がありますが、使い方や成分によっては人体にも影響をおよぼす可能性があります。
使用する前に、必ず取扱説明書を読むことをおススメします。
また、お子様やペットがいるご家庭では安全なものを使用したいので、商品を購入される際は肌に触れてもいいぐらい安心できるものを選びましょう。
殺虫剤でダニを退治するときは、殺虫成分とダニが接触する(触れ合う)ことが大切です。しかし、布団などは表面よりもその内部にたくさんのダニが生息しているため、
奥に潜り込んだダニも退治できる商品を選ぶことがダニ対策のポイントです。
2-2. ダニを寄せ付けない(忌避)タイプ
スプレーを『シュッ』とかけたり、一緒に洗濯するだけで、その場所にダニを寄せ付けないという手軽な商品ですが、
ダニはその場所から逃げた後に新しいすみかを探して繁殖を繰り返します。
しっかりと退治したい場合は、目に見えないダニのいそうな場所を予測してあらゆる場所を退治する必要があります。
また、一部の商品は殺虫成分を有効成分としています。購入前には必ず有効成分を確認し、ご使用される場合は、取扱説明書を熟読してからご使用ください。
2-3. ダニを誘き寄せる(誘引)タイプ
ダニを誘引する商品は、置くだけで周りのダニを誘き寄せて、ダニを捕獲/退治してくれます。
また、商品の多くが、誘引する物質(誘引剤)に天然由来の成分を使用しているので安心してダニ退治することができます。
しかし、ダニは目に見えないので本当にダニが誘引されているのか?そして、ダニが退治されているのか?は分かりません。
しかも、市販されている一部の粘着シートタイプでは、ダニが粘着部分で捕獲(くっつく)されることなく、
自由に歩き回っているという検証データも出ています。なので、せっかくダニを誘引したとしても、商品外に逃げ出したり、中で繁殖したりするので、
結局退治されることはありません。
だからこそ、きちんと商品の検証や試験をしていたり、
アフターフォローをしているメーカーかどうかをご自身の目で確認することをおすすめします。
粘着系のダニ誘引シートでダニが捕獲できない実験結果について詳しくはこちらをご覧ください。 >>粘着式ダニ取りシートのダニ捕獲検証
ダニは軽すぎて粘着シートにひっつかない
ダニを誘き寄せる多くの商品が粘着シートタイプですが、「ダニ捕りロボ」「ダニ捕りマット」は、
「ダニを誘引し、乾燥退治する」という独自開発した仕組みを採用しています。
誘き寄せられたダニは、誘引剤に含まれる吸湿性セラミックにより乾燥ミイラ化して退治され、製品内部に封じ込められます。
ダニ捕りロボの乾燥ミイラ化効果
3. ダニを誘き寄せる(誘引)タイプの商品を購入する際のポイント
ご自身が信頼できた企業から購入
日革研究所がダニ捕りマットの販売を始めた20年前とは異なり、最近ではダニを誘引して捕獲するタイプの商品を販売する企業が増えました。
それに伴い、どの商品を購入したら良いか悩む方も多いのではないでしょうか?
効果が分かりにくい商品だからこそ、商品性能だけでなく、ダニ対策商材を取り扱える企業としての信頼性もとても大切です。
購入を検討される際は、是非、下記の項目もご参考ください。
■ 企業ホームページや所在地の確認
→ 製造元や販売元の企業ホームページを確認したり、
Google mapなどで所在地を確認したりして、ご自身の目で信頼できる会社か判断することが大切です。
また、会社や代表者、働いている人の顔が出ているか確認しましょう(その際、ライセンスフリーの写真でないことも大切です)。
■ ダニの研究やダニ対策製品の開発を自社で実施
→ 家屋内に潜むダニは基本的に肉眼では確認できない生き物です。加えて、世界的に見てもダニに関する研究は進んでいません。
まだまだ分かっていないことが多い「ダニ」を、誘引して捕獲する対策商品の開発には、ダニを研究できる、
そして、効果検証も含めて対策商品を開発できることが大切ではないでしょうか?。
■ 実施した試験の公平性
→ ダニを誘引捕獲する商品に関して、実は業界で決まった方法や基準がありません。
つまり、自社商品に都合の良い方法で検証することも可能なため、
専門家であれば誰でも実施可能な公的な試験方法(JISやISOなど)に準じて、第3者機関でその効果を立証する公平性が大切です。
■ 商品効果のあるダニの種類や掲載しているダニの写真
→ 日本で問題となる「屋内ダニ」はチリダニ(ヒョウヒダニ)とツメダニになります。
稀にコナダニやニクダニ、ホコリダニが問題になることもあります。しかし、吸血性(イエダニやマダニ)や
寄生性(ヒゼンダニやニキビダニ)のダニは屋内で検出されても、
基本的に「屋内ダニ」に該当しません。
商品効果の対象となるダニに、こうした「吸血性」「寄生性」のダニが記載されている場合は、必ず製造元/販売元に確認しましょう。
こうした確認はとても大切です。でも、実施するには少し面倒を感じてしまいます。
だからこそオススメしたいのが、ダニを20年以上研究している日革研究所が作った「ダニ捕りロボ」「ダニ捕りマット」です。
ダニを誘き寄せる多くの商品が粘着シートタイプですが、「ダニ捕りロボ」「ダニ捕りマット」は、
「ダニを誘引し、乾燥退治する」という独自開発した仕組みを採用しています。
誘き寄せられたダニは、誘引剤に含まれる吸湿性セラミックにより乾燥ミイラ化させて退治し、
製品内部に封じ込められます。
もちろん、その効果検証はJIS L 1920に準じたダニ増殖抑制試験を第3者機関で実施しており、ダニ増殖抑制率「100%」という結果が出ていいます。
さらに、ダニ捕りロボやダニ捕りマットは創業者の孫のために開発を始めた商品です。そのため、安全性にもとても配慮した商品で、
国内外の第3者試験機関にて安全性試験を実施し、全ての試験で安全性に問題ないとの評価も得ています。
ダニを誘き寄せる(誘引)タイプの商品でお悩みの方は、ダニを研究し続けて20年以上、ダニの研究機関である日革研究所が作った「ダニ捕りロボ」「ダニ捕りマット」を是非お試しください。
更新日: 2020/06/10